調査方法についての補足。

昨日のこのエントリについて、言い足りない、かつお伝えする必要があったことを補足します。


書きながら気づいていたのに書かずにエントリを締めちゃったんですが、
「留置き調査以外の方法はあり得ない」
という発言でセンサスちゃんがイメージしていたスタイルは、決して郵送を否定したものではありません。
むしろ昨日の引用で紹介した<対象者と面会して協力を依頼するとともに調査票を渡し、記入後の調査票を郵送してもらう>という、
郵送調査の1パターンとの組み合わせで行う
という意図でした。



もっと端的にセンサスちゃんが言いたかったのは、
郵送やネット回答の精度が上がっても、あるいは上げていくためにも
「調査員」の存在は不可欠であるということです。


おそらくは国や専門家もそう考えていると思われるわけですが、センサスちゃんの場合は、(国勢調査に限らず国の統計調査が未来永劫存続するものとして、)調査の方法がどんなに変化し進歩していっても、
「調査員による調査」という形式は未来永劫存続させるべきである
まであります。




日本人て歴史的にも性善説のDNAが備わっていて、基本的には「話せばわかる」民族なんですよね。
そのあたりは、このブログの最初にご紹介したこの記事で繰り広げられているコメントの数々からも読み取ることができます。
つまり大事なのは「人の顔が見えること」だと思うんですよ。
それこそが、「よっしゃ!調査に協力しようじゃないか!」というインセンティブにつながる一番の要因だ、と。



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国勢調査担当者センサスちゃんのつぶやき written by センサスちゃん