「信用できるのはもはや国勢調査だけ。」by関満博

本日のお昼、かつて仕事で直接ご指導いただいた関満博先生一橋大学大学院商学研究科教授)と久々の遭遇



近況報告で国勢調査に携わっていることを話すと、
冒頭のお言葉をいただきました。



ちなみにこの方、冒頭のお言葉にも表れているように、
そもそもデータをほとんど信用しない、研究者としては異端とも言える中の一人。
その異端具合たるや数多くの著書にも表れているんですが、
中でも強烈なのが次の2冊。





現場主義の知的生産法 (ちくま新書)

現場主義の知的生産法 (ちくま新書)

現場主義の人材育成法 (ちくま新書 (538))

現場主義の人材育成法 (ちくま新書 (538))

アフィリってないですからレビューだけでも見てみてくださいw






工業統計調査がカバーしている範囲がもともと強かった先生ですが、
冒頭のお言葉には「ほかの調査は信用できない。」と、実は続きます。
しかしながらそういった言葉というのは
統計データを見ているだけでは
 現状認識を見誤ってしまう。
 答えは現場にしかないんだ!

ということを、関満博流の毒舌で表現したものなんですね。


そういうことをしつこく教えられてきましたし、
ご本人も率先して現場に飛び込み、それを数々の著書やメディアに披露しています。


そして、そういう現場の姿を後世に伝えることこそがオレの仕事だ
と先生は言いますが、センサスちゃんから見れば、
そういう先生の姿そのものこそ
 後世に伝えるべきものです!





しかしそんな先生でも
国勢調査は信頼に足る貴重なデータ
と認識しているわけなんですね。






そんな声を聞くにつけ、
担当者としてやり抜かねば!
と改めて燃えてしまう、単純なセンサスちゃんでしたw




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国勢調査担当者センサスちゃんのつぶやき
 written by センサスちゃん