国における問題認識2〜調査事項の問題
昨日のこの記事の続きで、今度は「調査項目のどの部分が記入抵抗感を生むのか」という話です。
まずは問題点。
- 「勤め先・業主などの名称」を書くことに抵抗感がある。
- 「氏名」等を書く必要性が理解できない
- 住んでいる世帯でさえ「床面積の合計」が分からない
- 「事業の内容」や「仕事の内容」の書き方が分からない
そして背景分析。
- 個人情報保護意識の高まり
- 情報を狙う犯罪の増加
- 調査事項への理解の不足
検討すべき課題。
- 抵抗感の強い調査項目の必要性や記入方法の検討
- 一部の人を対象とするロングフォーム(サンプル調査)導入の可否の検討
- 個人情報保護措置の徹底等
▼国勢調査の実施に関する有識者懇談会
http://www.stat.go.jp/info/kenkyu/kokusei/kondan.htm
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国勢調査担当者センサスちゃんのつぶやき written by センサスちゃん