調査対象者と調査員の間に起こるトラブル一つとっても、その原因は、ルーチンワーク扱いして意義を唱えてこなかった政府・行政の怠慢にある！

本日ミーティングしたあと、頭にブワーっと浮かんできたことを、忘れないようにつぶやいてみました。

Wed, Mar 03

15:38 調査員が原因で起こるトラブル、調査対象者が原因で起こるトラブル、両方ともその根底にあるのは、国勢調査の意義が分かってないから。

15:40 調査員はご高齢が多いこともあって「国が出せって言ってるんだから出せ」となりがち。一方対象者のほうは、ご高齢であれば「国が出せって言うんだから出そう」となる。

15:43 それに対して中高年層から下の世代、特に団塊以下の世代には「国が言うから」ってのはほとんど通用しない。それが、トラブルを招くギャップの第一。 #censusjp

15:51 さらに「個人情報の保護」というものに対する意識。町会自治会なんかで役員をされている方などは「このムラはオレたちが守ってるんだ」という無意識の意識で、面識の有無にかかわらず「この家の○○さん、家族構成は。。。」などと把握している。だから、調査員として訪ねても、 #censusjp

15:55 「○○さ〜ん！国勢調査で〜す！」となる。隣近所含めて面識のある者同士ならほぼ問題ないけど、その面識が１対１限定だったりすると「もっと小声で」となり、調査員さんが町会員名簿やらで一方的に把握しているだけのケースでは、「何でオレの名前を知ってるんだ！」となる。 #censusjp

16:05 隣人にも名前すら明かさず面識すらないということも少なくないこのご時世に、「町のお偉方」や「井戸端会議好きのおばちゃん」はやってしまう。また、何回目かの訪問でやっと会えた相手に「やっと捕まった〜♪いつ来てもいなかったからね〜！」などと普通のトーンで言ってしまう。 #censusjp

16:14 「町のお偉方」や「おばちゃん」たちにとって隣近所のことは、少なくとも名前と家族構成くらいは知ってて当たり前であり、プライバシーというのはそれよりも奥の話、という感覚なわけだと思う。 #censusjp

16:16 確かに、地域コミュニティの成立運営存続のために、さらには災害発生などの非常時対応のために「共有すべき不可欠な情報」であることには疑いの余地がない。 #censusjp

16:17 ところが昨今は

16:25 ところが昨今は（実は2〜30年も前から言われてきているようだが）、プライバシー権の主張がどんどん巨大化したことも手伝って、とりわけ地域の新住民や賃貸住まいのシングルたちには、そんな論法も一切通用しない。長くなったが、これがトラブルを招くギャップの第二。 #censusjp

16:38 これら二つのギャップを解消しないことには正確に調査に回答してくれない世帯がどんどん増え、国勢調査の信頼性は落ちる一方。それでも、国勢調査は正しいものとして未来永劫使われることになる。考えるだけで恐ろしい話です。 #censusjp

16:42 そんな恐ろしい事態を回避するためには、プライバシー意識を正常にすることと国勢調査の意義を浸透させること、これを広報や啓発なんて生ぬるい意識ではなく、「教育する」という意識でやっていく必要があると思う。 #censusjp

16:54 プライバシーをタテに調査を拒むような人が、ケータイでさまざまなゲームにハマってたりネットでメルマガを読み漁ったりブログ書きまくったりポイントカードや会員証を何十枚も持ってたり。。。して、実は自己情報を垂れ流しまくっている、なんてこともあるのは間違いないし。 #censusjp

17:03 官民問わず広く行われているサンプル調査にしても、正確なサンプリングの為にはベースが正確であることが不可欠であり、ベースとなる唯一の調査が国勢調査。だから、これが壊れると全てのサンプル調査も壊れてしまう。 #censusjp

17:08 そういうことを

17:10 政府や国はちゃんとメッセージとして国民に発してほしいし、マスコミもトラブルネタばかり拾わずにちゃんと報道したりPRに協力したりしてほしい。iya, #censusjp

17:12 いや、むしろ政府や国、マスコミの使命なんじゃないの？だって、事業仕分けの仕分けメンバーが「国勢調査の『意義』は低下している」って言っちゃうんだよ！？ #censusjp

17:13 @TakehikoIRIE それでいいんですお。「調査時点でそこに住む人。国籍不問」てのは万国共通です！ http://bit.ly/9T4Cmz [in reply to TakehikoIRIE]

22:17 そのとおりです！ RT: @TakehikoIRIE: @census_2010 なるほど…まぁ要は住民登録もちゃんとして無くてもそれとはまた別の話というわけですね。実に興味深い…