2009-01-01から1年間の記事一覧
「千三つの法則」、これは広く知られている言葉です。 文字どおりに訳せば「1000回チャレンジしても成功するのは3回」ということですが、これはまさにこうした調査ものにも当てはまる話です。 そして結論を言えば、「回収率100%が求められるこうした統計調…
昨日のコミュニティ懇談会の席上で、こんな質問が出ました。 質問:国勢調査は、国がやることを自治体が委託を受けてやってるってことだけど、もし受けないって言ったらどうなるの? それに対する答えは、こうです。
昨日のこの記事の続きで、今度は「調査項目のどの部分が記入抵抗感を生むのか」という話です。 まずは問題点。
こちらをどうぞ。
前エントリに続き、今度は調査員を取り巻く問題認識です。 問題点。
国勢調査の実施に関する有識者懇談会(第1回)の資料、最後の分類は、「調査票詐取」と「封入提出」。 ちなみに封入提出とは、報告者が調査票を調査員に確認させないための意思表示として、封筒などに調査票を入れ、封をして調査員に提出することを言います…
平成17年国勢調査の終了後、平成22年調査に向けての検討が早速始まりました。 当然、行政機関=実施する立場だけで考えるのは限界も問題もあるので、国ではまず、「国勢調査の実施に関する有識者懇談会」と称する会議で、現状認識の整理と方向性の検討を行い…
本日のお昼、かつて仕事で直接ご指導いただいた関満博先生(一橋大学大学院商学研究科教授)と久々の遭遇。 近況報告で国勢調査に携わっていることを話すと、 冒頭のお言葉をいただきました。 ちなみにこの方、冒頭のお言葉にも表れているように、 そもそも…
おとといの幹部レクで指摘のあった点を修正した資料を、幹部職員にメール。 その際、大事なことを伝えてなかったことに気づいたので、本文にその旨を添えました。 それが掲題の 「町の方々と一緒にやる」 ということ。 町方から「調査は全部職員でやれ!」と…
(http://www.stat.go.jp/info/today/index.htmからテキストのみコピペです。)
さる10/30、地域主権担当の総務省顧問14人が発表されました。 今日、総務省の地域主権関係の顧問を発表させていただきます。知事さんが6名、そして市長さん、元市長さんを入れて4名、そして町長さん3名、区長さん 1名でございます。お名前を申し上げます。達…
なんか首相官邸ブログの件で盛り上がってるみたいですが、要するに、偽者ってわけじゃないってことでいいんですかね? AmebaだけじゃなくYahooにもあるみたいなんだけどw
コミュニティ懇談会に備えた幹部レクチャーを午前中に実施。 その中で、こんな質問をされました。
11/2 幹部職員へのレクチャー 11/9〜14 コミュニティ懇談会 コミュニティ懇談会とは、 町会・自治会の代表者(主として会長さんと数人の役員さん)のもとに わが社の幹部が出向いてあれやこれやの意見交換を行う場。 今回の国勢調査に向けては早めの対応を行…
1調査区あたりの世帯数は40から70の間 これがマニュアルに示された基本の数です。 調査員さんの負担その他もろもろの実情を考えても妥当な数字といえます。 それに対して昨日挙げた「過大調査区」てのは、90世帯超え。
調査区というのは、国勢調査員が調査を受け持つ区域のことです。その調査区を設定する目的は、次のとおりです。(1) 国勢調査員一人ひとりの調査担当区域を明確にすることにより、 調査の重複・脱漏を防ぎ、調査の正確な実施を期する。 (2) 町丁・字、支…
今回課されたルールに則って作業をした結果大きくなってしまった (世帯数が過大になってしまった)調査区をどうしたものか、 新人ちゃんとコンビの担当者がブツの提出現場で尋ねたみたいです。 何しろ実際に調査員さんに回っていただく範囲は、最低1調査区…
明日、これを使って作ったデータを東京都に提出。 うちの新人ちゃんが、 インフルに冒されながらもがんばって、 なんとか明日の締め切りに間に合いそう。 - 国勢調査担当者センサスちゃんのつぶやきwritten by センサスちゃん
午前中、ある町会長さんからお電話をいただいたんですよ。 工業統計調査の調査員推薦のことでお二人から。
ちょっと遅くなりましたが、総務省のプレスリリース 「国勢調査実施本部」の発足です。 http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/19557.html PDF資料なんかもついてるので、ぜひご参照ください! - 国勢調査担当者センサスちゃんのつぶやきwritten by セン…
現在準備室では、大きな作業の一つとして 調査区設定 という業務を遂行中です。 「調査区」とはなにか、という話は他に譲るとして、本日午前中は、手持ちのデータで疑問のある場所についてこれから現地確認に赴きます。 机に張り付きっぱなしの毎日が続いて…
こちらをどうぞ。
センサスちゃんの自治体は、前回の国勢調査の締めくくりとして、総務大臣と知事に対して平成18年2月に次のような内容の要望書を出しました。
大学を出て半年の保険屋さんに 昨日そんな質問を受けました。 「どんな意味あるの?」系はよく質問されますが、 「そもそもなんなの?」系の質問は初めて。
ある高名な町会長さんが 「うちは調査員のオファーを受けない方向でいこう」 なんておっしゃっているという情報をさっそく入手(´・ω・`) まあこちらとしては、そういう声も織り込み済みだけど、 問題は、そういう声がどれだけ沢山出てくるか。。。 - 国勢調…
新聞朝刊各紙に政府広報として突出広告が掲載されます。各紙の日程は次のとおりです。 探してみてください!・10月12日:産経新聞(掲載済み) ・10月14日:朝日新聞・10月15日:北海道新聞、東京・中日新聞、西日本新聞・10月16日:読売新聞・10月18日:毎…
今東京都内の自治体統計担当者は、 国勢調査のインターネット回答デモを使って 調査回答の実体験ができます。ちなみに東京都は、一部の形態の世帯を除き 全域でインターネット回答が可能になる 予定です。(執筆時現在) そして昨日、センサスちゃんもやって…
残念ながらあるんです。前記事で言及した「出さないと違法」の根拠ですが、 現行の統計法では、第13条で「報告義務」を、第60,61条でその違反に対応する「罰則」をそれぞれ規定しています。
「国勢調査」でググると、15番目(20091018時点)に 次のような見出しが登場します。
平成22年国勢調査の実施に向けて(検討状況報告)という報告書があります。これは、前回の国勢調査以降、国が各方面を交え、 また「試験調査」と称する実地検証を重ねて検討してきたものを、 この春に報告書としてまとめ上げたものです。